フリーランスに頼める業務とは?優秀な人材の探し方も解説
フリーランスにはどんな業務を依頼できるのでしょうか?人材を大々的に雇用したり、社内の人材に新しいことを学習させたりするのは手間やコストがかかります。フリーランスに依頼すれば仕事をスキルの高い人材に任せることができます。フリーランスを活用するために、どんな業務を頼めるのか、よい人材はどうやって探すのかについて解説します。
フリーランス市場が拡大中!
フリーランス市場はどんどん拡大中です。その実態について解説します。
フリーランス市場は伸びている
ランサーズ株式会社の行ったフリーランス実態調査によると、2015年と比較するとフリーランス人口と経済規模が大幅に増加しているのが見てとれます。コロナ禍により在宅ワークをする人が増えたりメインの仕事の収入が減り副業をする人が増えたりといった背景があります。
またフリーランス人口のうち、マネジメント経験がある人材が3割以上。在宅勤務で時間に余裕ができたマネジメント層がフリーランスとして活躍しており、スキルの高い人材がフリーランスにいることが分かります。
自分に合った働き方ができる
フリーランスの仕事はオンライン上のみで仕事を完結できるものも増えています。働く場所や時間を自由に選択できるため、自分に合った働き方ができより効率的に働くことができるようになりました。
優秀な人材を探そう!フリーランスの探し方は?
フリーランスの探し方にはどんなものがあるのでしょうか?詳しく解説します。
個人に依頼する
取引先や同業者などから、個人で活躍しているフリーランスを紹介してもらって直接仕事を依頼して契約を結ぶ方法です。周囲の人からの紹介であれば、信頼できる人材を紹介してもらえるので安心感があります。社内でフリーランスを利用したことがない、あまり利用していないといった場合にも安心感があるので利用の許可が下りやすいでしょう。
またメディアに出ているような有名なフリーランスに仕事を依頼するという方法もあります。有名なフリーランスの場合は予定がしばらく埋まっていたり料金が高かったりする可能性があります。近年はSNSから人材を探すこともできるのでのSNSから探してみるのもよいでしょう。
クラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングサイトを利用することで条件に合った人材を探すことができます。自己紹介のページやメッセージのやり取りをすることで持っているスキルや実績、どんな仕事ができるかを確認でき、条件が合えばすぐに仕事に取りかかってもらうことが可能になっています。大手のクラウドソーシングサイトではさまざまなジャンルに強いフリーランスが登録しています。まず頼みたい業務ができる人材がいるか検索してみるとよいでしょう。
どんな仕事を頼める?フリーランスが請け負う業務内容とは
フリーランスにはどんな仕事を依頼できるのでしょうか?具体例を挙げていきます。
マーケティング
フリーランスにはマーケティング経験がある人材が一定数存在します。あまり予算や人材を割けない場合フリーランスにマーケティングを依頼することもできます。社内の人材では考えつかないようなよい仕事をしてくれる可能性もあるのでフリーランスに依頼してみるのもよいでしょう。
文字起しやライティング
文字起しやライティングは細かい作業で時間がかかります。閑散期なら社内の人員で対応できていても繁忙期には手がまわらない、メインの仕事に集中したいといった場合にはスポット的にフリーランスに依頼することで効率的に仕事をまわすことができるでしょう。
データ収集
大量のデータ収集には時間がかかります。クラウドソーシングのサイトでは条件に合った人を大量募集も可能です。短時間で大量のデータを収集したいときや単純作業をたくさんの人にやってもらいたいときは、クラウドソーシングサイトでの大量募集が活用できます。たとえばデータの入力やチェック、ほかにはアンケートを大量に収集したい場合にも役立ちます。
そのほか専門的な仕事
SEや翻訳、デザイン、ホームページの制作やアプリの開発といった専門性の高い仕事を依頼することもできます。社内に人材がいない場合は社内で人材を育てるか外部で人材を探すしかありません。フリーランスは仕事をはじめるまでが早いので、すぐに専門的なスキルがある人の手を借りたいときに重宝するでしょう。
まとめ
コロナ禍において在宅することが増えたり仕事の収入が減ったりすることで、フリーランス人口が急激に増えています。クラウドソーシングサイトを利用するとオンラインのみでやり取りができ幅広い業務を任せることができます。うまく活用できれば効率的に業務をこなすことができるでしょう。クラウドソーシングサイトの利用がしにくい場合は周囲からフリーランスの人材を紹介してもらうのがおすすめです。フリーランスに仕事を依頼することは、情報の漏洩や仕事を急に放棄されるといったリスクがあるので、仕事を依頼する前にメリットやデメリット、リスクについて社内で確認の上利用するようにしましょう。また社外の人材向けにマニュアルをつくっておくことで、仕事をスムーズに進める手助けになります。分かりやすいマニュアルづくりをしておきましょう。