ビジネスマッチングにはどんな種類があるの?カテゴリ別にご紹介!
ビジネスを発注したい側と受注したい側が集まるプラットフォームといえるのがビジネスマッチングサービスです。近年、営業の効率化が図られ、ビジネスマッチングサービスを利用する企業が増加傾向にあります。そこで、今回はビジネスマッチングの種類をカテゴリ別に紹介していきます。
オールジャンル対応系
ビジネスマッチングにはさまざまな種類があり、サービスによって特徴があります。オールジャンル対応系のビジネスマッチングは、業種を限定していないため、幅広いジャンルの企業が集まるのが特徴です。ジャンルを制限していない分、案件数も非常に多く、新たなビジネスパートナーを見つけやすいのも特徴といえるでしょう。
オールジャンル対応系のビジネスマッチングサービスには弁護士や社労士、税理士などの士業系事務所からシステム開発やコーディング、Webサイト制作などのIT系企業、さらに製造業や印刷業まで、さまざまな業種の企業が集まっており、案件ごとに最適な企業を見つけられるのがメリットです。
IT系
IT系ビジネスマッチングサービスは、Webサイト制作やシステム開発、コーディングなど、ITに特化しています。そのため、最適な企業を見つけやすいのが特徴です。さらに、企業数も非常に多いため、予算や目的に応じてたくさんの企業から選べるのも特徴の1つといえるでしょう。
また、どのような企業を選べばよいかわからないという方向けに、サービスを提供している企業側から提案してくれることもあるため、はじめてビジネスマッチングサービスを利用する人でも使いやすいのがメリットです。
士業系
士業系ビジネスマッチングサービスでは、弁護士や税理士、社労士ごとに特化したサービスを展開している場合がほとんどです。たとえば、税理士に特化したビジネスマッチングサービスなら、全国の税理士とつながることができ、予算や案件内容から最適なパートナーを見つけることができます。さらに、顧問契約を条件としないスポット案件から探すことができるため、案件ごとに税理士を変えることもできるのが特徴です。
建築系
職人や協力会社を探すことができる建築系ビジネスマッチングでは、工事内容や業種から検索できるため、工事ごとに業者を探すことができます。また、内装建築に特化したビジネスマッチングサイトやリフォーム工事に特化したサイトなどもあるため、工事内容を絞ってベストなビジネスパートナーを見つけることができるのが魅力です。
製造業系
ビジネスマッチングサービスのなかには、製造業系に特化したものもあります。製造業系ビジネスマッチングサイトでは、掲載課金型や反響課金型のサイトがあり、予算や目的に合わせて最適なサイトを選べるのがポイントです。
掲載課金型の場合、ビジネス契約につながるかどうかにかかわらず、掲載料がかかってしまいます。その分、契約時に仲介手数料が発生しないため、契約につながったときはお得といえるでしょう。一方、反響課金型の場合、毎月の掲載料はかからないため、気軽に利用できるのがメリットです。しかしその分、契約につながったときに紹介料を支払わなければならないため注意が必要です。
クラウドソーシング系
クラウドソーシング系のビジネスマッチングサイトにはさまざまな種類があり、多くのフリーランスや個人事業主、企業とつながることができます。案件費用も比較的安めに設定されていることが多いため、発注コストを抑えられるのが特徴です。さらに、ユーザー数も多いため、案件ごとに最適なパートナーを選べるのもメリットといえるでしょう。
しかし、手数料が高めに設定されていることもあり、なかなか受注者を見つけられないということも少なくありません。また、手数料を上乗せして支払わなければならないこともあるため、結果的にコストが高くなってしまうこともあるでしょう。
公的関係
公的関係のビジネスマッチングサービスサイトもあります。言葉通り公的機関が運営しており、国内外の企業とつながれるのが特徴です。さらに、日本貿易振興機構が運営するビジネスマッチングサイトもあり、海外のビジネスパートナーを見つけることも可能です。
また、公的関係のビジネスマッチングサービスの特徴として、利用料が無料なのが特徴といえるでしょう。紹介料や月額利用料なども一切必要ないため、費用をかけずに新たなビジネスにつなげることができるかもしれません。
新たなビジネスパートナーを見つける手段として、ビジネスマッチングサービスを利用するという方法があります。さらに、最近は業種を絞ったビジネスマッチングサイトが増えており、製造業やIT系、クラウドソーシング系など、ジャンルを絞ってマッチングサービスを利用可能です。新たなビジネスを探したい方は、一度ビジネスマッチングサービスの利用を検討することをおすすめします。